写真

南海トラフ地震・津波対策で須崎市の須崎港を黒岩正好県議と共に視察。須崎港を一望できるやすらぎの丘にて概要を伺いました。(19日)

須崎港は須崎市をはじめとした高幡広域市町村圏を背後地とする重要港湾です。土佐湾のほぼ中央に位置し、背後に日本一の石灰石の生産量を誇る鳥形山を抱え、石灰石やセメントの積出港として発展。港湾取扱貨物量は高知県全体の3分の2以上を占めます。

須崎港はリアス式海岸に位置するため、津波の影響を受けやすく、過去に大きな津波被害(昭和南海地震津波・チリ地震津波)を受けています。

須崎港湾口地区防波堤整備事業が昭和58年採択され、西防波堤480メートルが平成21年、東防波堤940㍍が平成26年3月で事業が完成。

今後、第一線防波堤を粘り強い構造へと補強する事により、発災後の須崎港の港湾機能を確保してまいります。そうすれば緊急物資輸送や地域経済の復旧・復興が可能となります。財源の確保も含めての支援を進めてまいります。