命を守る政治 公明新聞記事


造血幹細胞移植の課題


白血病や血液の難病に苦しむ患者を救う法律「造血幹細胞移植推進法」が9月6日成立した。

この法律は、患者の命を守るために、各種移植団体や公的バンク、学会などが力を合わせ、政治も衆参とも全会一致で成立。そのど真ん中で法整備に汗をかいてきたのが公明党。

昨年5月にさい帯血法整備推進PT(山本座長)を設立。当初さい帯血バンクの安定運営のための法整備を目的としたが、昨年12月に骨髄移植なども含め法制化を目指すことに転換し、党造血幹細胞移植法整備検討PT(渡辺座長)に改編。

今年1月には党独自法案を取りまとめ、6月に野党4党で法案を国会に提出。成立に一貫してリードしてきた。私も両PTの事務局長として携わらせていただいた。

造血幹細胞(骨髄、末梢血幹細胞、さい帯血)移植法成立により、来年度概算予算も大きく前進の方向。

本日「造血幹細胞移植法の予算と今後について」厚労省担当室長から説明を受け、意見交換。


患者数

【造血機能障害の主な疾患の患者数は?】
・白血病 29,000人 悪性リンパ腫 53,000人 その他15,000人
(合計 97,000人)

【造血幹細胞移植の推移】
骨髄移植 1269人 さい帯血移植 1106人 末梢血幹細胞4人

【造血幹細胞移植対策予算】
 
  ・概算要求額 23億9千万 昨年度より 約6億増


コーディネート期間短縮

(法律の整備での要求項目)

1.3種類の移植術のうち、最適な治療法が選択できるよう実施体制整備(ドナー情報登録支援事業) 3800万円
2.骨髄移植のコーディネート期間(平均120日)を短縮
  
 (造血幹細胞移植拠点病院の整備)  2.3億
3.末梢血幹細胞移植の普及
    (末梢血幹細胞採取体制の整備) 3億
4.さい帯血の品質向上(公的バンク支援) 2千万
 *公的バンク運営費は6億3300万

今後法法施行が早期に実施し、患者のための移植治療がさらに前進できるよう取組んでまいりたい。

【造血幹細胞】
白血球などの全ての血液系細胞のもとになる細胞。
骨髄やさい帯血(へその緒と胎盤の血液)に多く含まれている。
普通の血管(末梢血)には少ないが、薬によって、骨髄から血液に送り出すことで採取できる。