動物愛護管理推進委員会


講師の加隈さん


昨日の夕方 公明党の環境部会と動物愛護管理推進委員会合同会議を開催。

「動物愛護法改正に関して」政府の動物愛護部会・動物愛護管理のあり方検討小委員会委員で帝京科学大学講師の加隈良江氏(農学博士)から講演をお聞きする。

1.委員会での議論で、動物取扱業への適正化(規制強化)について動物福祉・販売日齢(週齢)の規制など下記の論点について。

①深夜販売②販売時間③移動販売④インターネット販売などの規制など。

2.幼齢動物発達に関する知見
・犬や猫の社会化期(目や耳が開き、外部の刺激にさらされ始める時期)における変化
・早期離乳による影響の研究例など。
の論点を説明。

まとめ1:動物取扱業の規制強化によるペット業界の影響
①業界のデメリット
 ・コスト増による経営効率・利益の低下
②業界へのメリット
 ・業界の印象改善、従事者は誇りをもたせる
 ・コストの増加分を上乗せによる利益確保→価格の適正化による経営効率の改善
 ・一部の悪徳業者は淘汰される→業界の印象改善

まとめ2:動物取引業の規制強化による一般市民の影響
①市民へのデメリット
 ・コスト増による価格上昇(購入以外の入手方法もあり、飼育の権利は奪 われない)
 ・動物を気軽に購入できなくなる

②市民へのメリット
 ・動物の購入や飼育への心構えを強化
  →動物愛護精神の涵養(法の目的に合致)
 ・より飼いやすい動物を飼うことができる
  →ペット飼育による利益増大→動物愛護精神の向上
 ・悪徳ブリーダー等による劣悪状態での多頭飼育問題減少
  (社会問題、公衆衛生、環境問題等の観点からも利益)

その他私見として専門家不足の問題点を指摘される。
・動物取扱業者は動物取扱責任者への研修期間、研修内容等課題が多い。