10日午前、NPO法人「聴覚・ろう重複障害者生活支援センター」地域活動支援センターやまももを訪問。 梶原一哉県議が同席。
中村美代子施設長の案内で施設内を見学。施設長や利用者とも懇談しました。

「地域活動支援センターやまもも」(旧:重複聴覚障害者地域共同作業所やまもも)は、聴覚障害者を中心に聴覚と他の障害を併せ持つろう重複障害者や、なんらかのサポートを必要としている人たちの就労支援に役立てようと、2002年3月に無認可の小さな作業所としてスタート。手話通訳者、地域住民の温かいご支援もあって2006年9月にNPO法人を取得し、「特定非営利活動法人 聴覚・ろう重複障害者生活支援センター」を設立し、同年10月から「地域活動支援センターやまもも」として発展へ。
現在19名の方々が利用されています。

 ここでは、日中活動の場の提供だけでなく、盲ろう者向け通訳・介助員派遣事業を担っており、重複する聴覚障害者の社会参加、自立支援のサポート等、在宅支援も行っております。いつでもどこでも『手話』で語らい、通じ合える喜びが得られるよう、一人ひとりのエンパワーメントを大切にした、きめ細かな支援を実践されています。
調理室、作業室、盲ろうの利用者「も―クン工房」など等。

手話施策推進法の成立や電話リレーサービス等お話し、意見交換もさせていただきました。
ありがとうございました。

今後も、更に支援者の育成や地域の方々との交流を図り、障害の重さや年齢を問わず、みんなが笑顔で寄り合える施設を目指します。

やまもも中村施設長