12日午前、第4回公明党「地域共生社会を支える高齢者活躍推進PT」を開催。
植草学園大学 野澤和弘副学長、一般社団法人 定年後研究所 池口武志所長、日本社会事業大学専門職大学院 蒲原基道客員教授から、転職、出向などを通じた企業シニア層、OBの福祉分野での活躍にについて伺いました。
最初にPT座長として挨拶。
①「介護福祉人材の確保について」 厚労省よりヒアリング
②「企業シニア層・OBの転職などを通じた福祉分野での活躍を目指して」
・植草学園大学副学長 野澤和弘氏
・一般社団法人 定年後研究所所長 池口武志氏
・日本社会事業大学専門職大学院客員教授 蒲原基道氏
野澤さんとは同じ知的障害の父親として、16年以上の交流があります。
社会福祉法人で役員を務める野澤さんは、福祉現場の慢性的な人材不足を指摘した上で、「企業でスキルを磨いた中高年社員が福祉の現場で生きがいを持ち、活躍している」と紹介。
池口所長は、大手企業の福祉現場への送り出しの事例を紹介するとともに、課題として社会福祉法人側の受け入れ体制整備などを挙げた。蒲原客員教授は、早い段階からの再就職情報提供の必要性を話されました。
貴重な提言・ご意見で大変参考になりました。今後の施策に反映してまいります。ありがとうございました。
【野澤和弘氏プロフィール】
静岡県熱海市出身。1983年早稲田大学法学部卒業、毎日新聞入社。いじめ、ひきこもり、児童虐待、障害者虐待などを報道する。
論説委員(社会保障担当)を11年間務め、2019年10月退社。現在は植草学園大学副学長・教授、一般社団法人スローコミュニケーション代表、
東京大学「障害者のリアルに迫るゼミ」主任講師、上智大非常勤講師、社会保障審議会障害者部会委員、障害者政策委員会委員なども