公明党 参議院議員 山本ひろし

公明党

議院運営委員会

第171回国会 議院運営委員会 第13号
平成二十一年三月十八日(水曜日)


山本博司君 公明党の山本博司でございます。
 今日は大変にありがとうございます。
 二点にわたりまして御質問を申し上げたいと思います。
 一つは、女性や障害者の方の採用、登用ということでございます。女性を積極的に採用するということと併せまして、障害者の方も採用するということの、様々な立場の方々を行政に参画させるということは極めて重要なことだと思っております。こうしたユニバーサル社会の構築ということに関して、公的な機関が率先をして取り組むべきであると、こういうことの考え方に関しましてまず御所見をお伺いをしたいと思います。

参考人(篠塚英子君) ありがとうございました。
 私自身は、これは非常に大事な役割だと思っております。今まではどちらかというと女性ということが大きな雇用の中心になっておりましたけれども、最も虐げられるといいますか一番弱い立場にあるのはハンディキャップを持っている障害者の方たちであります。今一応法律で定められておりますけれども、なかなかそれも達成されていないというところがあります。ですから、国が中心となりまして、率先して障害者の雇用を見本をつくるということが非常に貴重であり、かつ大事であると思っております。
 北欧のノーマライゼーションという考え方をまつまでもなく、一番厳しい状況、一番弱い人たちのところに目線を置いて制度設計、雇用システムをつくっていけば、そうでない健常者たちもその影響を受けるとよく言われます。例えばエレベーターにしてもエスカレーターにしてもハンディキャップを持った人のために造るのですけれども、それが重い荷物を持ったときに健常者にとってもプラスになるということがあります。そのように、公務員は、公務員の立場からしてもこの見解は重要に抱えていきたいと思っております。

山本博司君 ありがとうございます。
 二点目は、ワーク・ライフ・バランスということでお聞きをしたいと思います。
 超過勤務の縮減とか仕事と家庭の両立支援と働き方ということに関しまして、現状の認識と今後の対策、この辺りをどのように考えていらっしゃるか、お聞きをしたいと思います。

参考人(篠塚英子君) ありがとうございました。
 ワーク・ライフ・バランスは最近大きなテーマになっておりますが、働き方それから社会の在り方を決めるこれから柱になる考え方だと思っております。特に国家公務員にありましては、特に幹部層、中堅層の方たちは非常に残業時間が長い、そして法案の作成や国会待機の問題で自分では決められない長時間労働が飛び込んでまいります。このような状態をそのまま放置しておきますと、国を支える重要な公務員の活力をそぎます。いろんな企画、アイデアを考える時間的なゆとりもなくなります。そのときにやはり仕事と家庭の時間、そのほかの余暇時間のバランスというものを国家公務員であるところでできるだけモデルを作っていくということが肝要だと思っています。
 そのためにはどうしたらいいかということですが、国家公務員の女性の採用が非常に増えてきております。目標も、これからは三〇%という高い目標が恐らく実現できると思います。数だけは女性の公務員が増えたとしても、それから昇進をしていく、最終的にはトップのクラスの幹部になるというところになりますと、やはり家庭の問題の方がウエートが多く、なかなかそこまではいかないというふうに思います。
 そして、ワーク・ライフ・バランスを考えますと、男性と女性がやはり頑張りながら少子化社会を変えていくということの意気込みなどもあり、それは国家公務員の中でできるだけ施策を援用しながら解決できるのではないかというふうに思っています。
 具体的な対策というのは、基本的にはなかなか法律まで持っていけない場合には個人的な意識改革、家庭の中での男女の役割分担などがまず最初ですけれども、国家公務員の場合には、諸先生方を前にして失礼ですけれども、やはりまずこういう大きな中で国家公務員の先生方及び国会の先生方がその模範を見せていただけたらばいいと思っております。
 以上です。

山本博司君 ありがとうございました。
 以上でございます。