環境部会・動物愛護管理推進委員会合同会議


各団体からヒアリング


午前中、環境部会・動物愛護管理推進委員会合同会議が開催されます。「動物愛護管理法の改正について」ヒアリング・意見交換。

動物愛護管理法の改正について、社団法人日本獣医師会・社団法人日本動物福祉協会2団体からヒアリング。

2006年施行から「5年後の見直し」が近づき、依然として動物福祉の概念に反した動物の生産、取引、飼育が横行している状況改善のために、共存する社会構築へ様々な要望を伺う。(下記具体的要請)

日本獣医師会 大森専務理事からは動物愛護管理法の制度見直しの項目。
1.動物の個別識別の措置と登録・管理のために国際標準化されているマイクロチップ(MC)導入
2.動物取扱業の規制(対面販売の原則を適用)
3.地方公共団体の保護。引き取りの譲渡の推進の体制整備など。


日本動物福祉協会 山口調査員


日本動物福祉協会 山下調査委員からは、

1.動物飼育の基本指針・5つの自由の明文化
2.動物虐待を具体的に定義づけること
3.劣悪な多頭飼育の禁止
4.動物取扱業の規制
5.実験動物・産業動物の福祉の確保など。

今後、伺った内容を精査し、動物愛護管理法改正めざし、推進していきたい。