<これまでの活動記録>

 自民、公明両党の与党鳥由来新型インフルエンザ対策に関するプロジェクトチーム(PT)は2日、衆院第1議員会館で会合を開き、政府に対する要望事項を取りまとめた。公明党から福島豊、谷口隆義の両衆院議員、山本博司参院議員が出席した。

 要望項目には、新型発生後に用いる全国民分のワクチンを約6カ月で開発・生産を可能にするため、1500億円程度の基金創設、ワクチンの細胞培養の研究・生産体制の整備などが盛り込まれた。

 また、鳥から人に感染したウイルスを基に製造したワクチンの、事前接種の優先順位についても、今秋をめどに結論を出すよう要望することとした。

 (2009年4月3日付 公明新聞より転載)