介護従事者待遇改善の取組み


高齢化の進展(説明の資料の1部)


午前中、高松空港から羽田空港へ。東京都内で介護従事者の皆様との懇談会に参加。
「介護を取り巻く環境と待遇改善への施策について」説明の後、懇談。参加者の方々より質問・要望をお聞きする。

訪問介護ヘルパーの方々は、
「今回の介護報酬3%UPが従事者に直接反映されるのか?」「まだ介護従事者が安定した待遇の為にもさらに改善を(直接支給などの検討も)」「介護認定の妥当性は?」「重度障害の介護対応や早朝の対応を断られてしまう」「認知症の方の徘徊の対応等ヘルパーの裁量緩和化を」「福祉の党・公明党ががんばってほしい」等。

老人施設で支援相談員の方からは「医療を伴う認知症の方の受け入れ場所(療養型)がなく困る。目黒には対応できる箇所が1箇所のみ」

ケアマネージャーの立場からは「独居老人の方の支援で介護年金だけの方は生活が苦しくケアプランが金額をオーバーする。こういう方の対策を考えてほしい」等など。

大変ご苦労されながら、介護をされている現場の皆様の声が理解できた。

中でも最後に話されたヘルパーの方の体験「認知症で絶えず徘徊されている大変な方を担当されているが地域の方々も協力していただきながらの介護で、本当にその担当された利用者にも地域の方にも感謝しています。」とのお話しには胸をうたれた。

終了後も何人の方からも個別の相談を受ける。真剣に介護分野に従事されている方々が安心して取組めるよう、今後も改善を図ってまいりたい。