'12.03.22 (1) 文教科学委員会で初質問(防災教育・武道の安全対策、発達障害支援(東京都)

文教科学委員会
本日の文教科学委員会で大臣所信について50分間質問。文教委員会の中では初めての質問となる。

質問内容は、「震災対策(学校耐震化や防災教育)、武道必修化、発達障がい者支援について」

平野大臣
平野大臣や関連副大臣に内容を確認。提言も含め訴える。

(下記質問項目)

質問1
Ⅰ.震災対策について (文科省) ①被災した生徒等の受け入れ状況、学校の統廃合等はどのようになっているのか。
②復興教育とはどのようなものか。(副大臣)
③学校耐震化の3次補正予算の執行状況はどのようになっているのか。
④天井や壁などの非構造部材の耐震化にどのように対応するつもりか
⑤防災教育の予算を拡充すべきではないか。(大臣)
⑥中央教育審議会の答申に内容と今後の取組み(大臣)

質問2
Ⅱ.武道の必修化について (文科省)
①手引きの概要をご説明いただきたい。(奥村副大臣)
②保健体育の教員に対する研修内容はどのようなものか。
③部人材の活用体制はどのようになっているのか。
④万が一事故が発生した場合の地域の連絡体制はどのようになっているのか。(奥村副大臣)
⑤事故情報の収集、検証等の体制が必要ではないか。(大臣)

質問3
Ⅲ.特別支援教育について (文科省・厚労省)
①発達障害の実態把握をいつ発表できるのか。(参考人)
②発達障がいの早期発見、早期療育に向けた取り組みの必要性をどのように認識しているのか。(厚労・文科)
③特別支援教育支援員不足への対策はどのようになっているのか。特に地域格差、高校の必要性への対応はどのようになっているのか。(森副大臣)
④学校教育法に発達障害の明記をすべきではないか。(大臣)
⑤発達障害への高校入試の現状推進の対策はどのようになっているのか。(森副大臣)
⑥大学での支援策の拡充はどのようになっているのか。(森副大臣)

'12.02.17 大雪の中「東大宇宙線研究所・神岡宇宙素粒子施設」を視察(富山県富山市・岐阜県飛騨市)

大雪 雪で真っ白(富山市内) 富山市内の風景
文教科学委員会視察2日目。本日は大雪。富山市内は一面真っ白。
富山市から岐阜県飛騨市へ移動。

東京大学宇宙線研究所神岡宇宙素粒子施設を視察。

意見交換
梶田宇宙線研究所長・鈴木神岡宇宙素粒子研究施設長など東大の教授の方々から説明を受け、見学。 その後、意見交換。

【素粒子や宇宙の研究の可能性】

宇宙線研究所では、ニュートリノなどの素粒子の観測を通じて、素粒子物理学及び宇宙物理学の研究を行っている。
宇宙や素粒子など基本原理を知ろうとする基礎科学は、すぐには役立たないが、究極のイノベーションとなる可能性がある。

1915年のアインシュタインの一般相対性理論はカーナビのGPSに使われ、1925年の量子力学は、半導体産業の基盤となっている。
1998年に神岡で発見されたニュートリノ振動も100年後、1000年後にイノベーションするかもしれない。

神岡の地上風景
【歴史と特徴】
・1983年、本施設の前身の神岡地下観測所が設立。実験装置はカミオカンデ。
・1995年東京大学宇宙研究所の付属施設として、神岡宇宙素粒子研究所が新設。スーパーカミオカンデが1995年完成翌年から観測がスタートした。神岡鉱山地下1000m。5万トンの水チェレンコフ検出器。

鈴木施設長(東大) 光電子増倍管
見学では鈴木施設長の安案内で地下1千メートルの場所へバスで移動。坑内へ。
タンク内面には、直径50センチ㍍の光電子増倍管(光センサーの一種)が約11,000本取り付けられている。

超純粋製造装置
検出器較正用ライナック・超純粋製造装置など大型水チェレンコフ宇宙素粒子観測装置内の一部を見学。

スーパーカミオカンデ実験場所視察
平成21年度には茨城県東海村にあるJーPARC加速器からニュートリノを観測するT2K実験が開始、平成22年2月にスーパーカミオカンデでJ-PARCからのニュートリノの初検出に成功した。

コントロールルームでのデータ分析
その現場に赴き、大変感動する。
コントロールルームでは、研究者がデータの分析も行っていた。

・宇宙で見えないもの(光では見えないもの)の研究
超新星爆発前の星の中心核の崩壊(ニュートリノ、重力波)
・素粒子と宇宙の両方にまたがる研究
(ニュートリノ、ダークマター、重力波)

大塚重力波分室長の説明 トンネル内
見学では、重力波を検出する機器「大型低温重力波望遠鏡」(かぐら)の場所へ。
大塚分室長の案内で見学。総予算155億円。アメリカ・欧州との国際競争の最中。アインシュタインの予想から90年以上たっても、いまだ間接的にしかわかっていない重力波を直接観測を目指している。
現在100mの規模を4年かけて3キロ×3キロの装置を現在建設中。


【ニュートリノとは何か?】
物質を構成している最小の粒子を素粒子。
現在では、原子核の陽子や中性子を構成する粒子の仲間(クオーク)と電子の仲間(レプトン)が素粒子と考えられている。レプトンのうち、電気を持たない粒子をニュートリノと呼び、電子ニュートリノ、ミューニュートリノ、タウニュートリノの3種類がある。

ニュートリノは他の物質とほとんど相互作用することがないため観測するのが難しく、質量の有無といった基本的な性質ですら長い間わかっていなかった。現在の素粒子を記述している標準理論においては、ニュートリノの質量はゼロとして扱っており、もしニュートリノに質量が存在するならば、この標準理論を越える理論が必要となってくる。
スーパーカミオカンデではこのニュートリノの質量をニュートリノ振動と呼ばれる現象を用いて測定する。
【何故地下にあるのか?】
スーパーカミオカンデを用いた研究の目的の一つは、宇宙から飛来するニュートリノという素粒子を観測すること。

ニュートリノは透過力が強いので地下千メートルにあっても観測できるが、他の粒子は土中で止まってしまう。
観測の邪魔になる他の宇宙線を避けるため地下深くに設置されている。

【今後10年間程度で期待される効果】
・今後10~20年程度の未来
①重力波の発見と重力波天文学の創出
KAGURA:低温重力検出器
②ニュートリノによる宇宙の物質生成の謎の解明
ハイパーカミオカンデ+加速器ニュートリノの強度の増強
③ダークマターの発見とその正体の解明
XMASS、NEwAGE

猪谷駅
大変示唆に富む内容で感激する。大雪のため、次の飛騨市の視察を取りやめ、飛行機が飛んでいないので、猪谷駅からJR飛騨特急で名古屋駅に向かう。
無人駅の猪谷駅は一面真っ白な雪で風情を感じる。

明日、愛媛県まわりの為、新幹線・四国のJRなどで故郷八幡浜着は深夜。

'12.02.16 (3) 富山ライトレールの利用状況と大きな効果(富山県富山市)

富山駅 森富山市長案内 富山ライトレール整備
夕方、富山ライトレールを視察・乗車。 森富山市長が案内いただく。

富山市は人口42万1953人。面積1241.85㎢。 まちづくりの基本方針は、公共交通を軸としたコンパクトなまちづくり。

富山ライトレール 車外から見る夜の富山
【富山港線路面電車化事業(富山ライトレールの整備)とは】

利用者の減少が続いていたJR富港線を、大幅なサービス向上、徹底したバリアフリー化、トータルデザインの採用等により蘇らせた、日本発の本格的LRTシステム。

開業日:平成18年4月29日
延長:約7.6km

電停・13か所 車両数:7編成(2両1編成)
所要時間・約25分

・車両の低床化や電停のバリアフリー化
・アテンダントの設置(高齢者・障がい者の乗降介助、ICカード乗車券の利用案内、沿線の観光案内など)
・事業主体は富山ライトレール(株)(第3セクター)設立

【利用状況及び効果】
・開業前と比較し、利用者が平日で約2.1倍。休日で約3.6倍。
・ライフスタイルの変化(日中の高齢者の利用が増加)
・利用者のうち、約12%が自動車からの変換
・富山ライトレール沿線で住宅着工数が約1.32倍に
・沿線における観光施設などの入館者増加(森家の入館者50169人。前年同期月比較約3倍)
・総合支援学校の児童による花壇の整備
・14歳の挑戦(中学生の職場体験学習)など等。

野上委員長(車内にて) 終点
25分があっという間に終点へ。

'12.02.16 (2) 富山大学五福キャンパス・杉谷キャンパス(民族薬物資料館)視察(富山県富山市)

好天の富山 富山大学五福キャンパス 遠藤学長 富山大学の紹介 富山大学の概要を伺う
富山大学五福キャンパスを視察。大学関係者(遠藤学長)と意見交換。

富山大学は富山大学・富山医科大学・高岡短期大学の3大学が統合され、学生数9359名。生命科学、自然科学と人文社会科学を統合した国際水準の高い教育・研究を行っている。

漢方処方の成り立ちの展示 東アジアの生薬 済木所長
その後、杉谷キャンパスへ。富山大学和漢医薬学総合研究所 民族薬物資料館を視察し、済木所長・小松かつ子館長と意見交換。

小松館長の案内 資料館見学1 一般展示室2
漢方医学や中国医学、インド医学で用いられる生薬を中心に約2万7千点の生薬標本が保存・展示されており、大変驚く内容。

30余年にわたる国内外の調査で蒐集した貴重な資料。富山藩の前田藩主が編集した本草書や富山売薬の主力品の「六神丸」など造っていた機械「製丸機」など興味深く見学。

質量ともに仁日本第一の生薬資料館。 それらの学術情報を収集したデーターベースの構築や伝統薬物に関する共同研究など世界からも注目されている。

夕方の風景
今後の研究成果など和漢医学(統合医療)の明るい展望を期待したい。

'12.02.16 (1) 小中一貫教育の実施校(富山市立芝園小・中学校)視察(富山県富山市)

富山空港の近辺の風景
参議院文教科学委員会で視察。
初日は富山県。本日は好天で、雄大な立山連峰がくっきりと見える。大変珍しい。しかしまわりは雪また雪。
富山市の人口は42万1953人(平成22国勢調査)

芝園小・中学校 清水校長 石上校長
小中一貫教育を実施している富山市立芝園小学校(清水校長)・芝園中学校(石上校長)を訪問。

意見交換 意見交換
1.小中学校の概要
・芝園小学校は、1学年3学級。児童数558名。
特別支援学級3学級 11名。
・芝園中学校は、1学年3学級。児童数338名。
特別支援学級3学級 9名。
・9年間の学び小中一貫的連携教育。施設の特徴
①小中共用部メディアセンター等、小中合同の学びやイベントに活用
②いろんな角度から児童生活の活動を見守ることが可能な斬新なデザイン
③免震構造
④PFI事業 建築・維持管理費(17年間含め約63億円で民間会社と契約)

CaLL教室(コンピューター教室) 学校見学1 学校見学2
2.少人数学級(富山県の取組み)
・小学1・2年 35人学級を平成17年から実施
・中学1年 中1・35人学級選択制を平成21年度から開始

ランチルーム 下がプール 学校見学3(教室の風景)
3.小中一貫的連携教育(概要)
①基本的な取組みの共通点
・読書活動、家庭学習の充実
・「元気パワーアップ作戦」小学
 「富山っ子生活習慣育成事業」中学
・合同で参加する学校行事等(研修部活動体験、文化活動発表会等)
・「14歳の挑戦」の活用。心の教育。

県庁舎 石井知事 県との意見交換
その後。富山県庁舎に移動。
石井富山県知事・寺林教育長など富山県教育委員会の方々と意見交換。下記課題・要望等。

・学校教育への多様なニーズに対応したきめ細やかな教育の推進
①いじめ、不登校等に係る生徒指導に伴う定数措置
②特別支援教育支援員に配置に係る財政支援措置の拡充
③スクールカウンセラー及びスクールソーシャルワーカーの予算充実
・ふるさと教育や科学教育における先導的な教育活動の推進
・地方から世界に発信する芸術文化の振興について

富山県の教育状況を伺い、課題、要望等お聞きし、改善に努めたい。

現場を視察し、教育立県・富山県の懸命な取組みなど大変参考になる。今後の施策反映に役立てたい。

'11.12.06 (1) 文教委員会で特定先端大型研究施設(J-PARC)視察 (茨城県東海村)

J-PARC
文教科学委員会として、茨城県東海村へ。

施設や敷地の被災・復旧状況
東日本大震災で被災した特定先端大型研究施設の復旧状況や被災後の学校教育の現場を調査の目的で視察。

最初に茨城県東海村にある特定先端大型研究施設(J-PARC)へ。

大強度陽子加速器施設(JーPARC)は世界最高レベルのビーム強度を有する陽子加速器施設。

今回の震災で大きな被害(被害総額約200億円)を受け、現在復旧作業中。

平成24年1-3月頃利用運転再開を予定との事。

施設の概要・復旧状況など現地を見学。

物質・生命科学実験施設
物質・生命科学実験施設へ。長さ140m、幅70m、高さ30mジャンボジェット機が2機収納できるほどの大きさ。
この施設では、中性子やミュオンという粒子の研究。中性子を利用する生命科学研究を行っている。

中性子発生用水銀ターゲット 文教科学委員会視察メンバー 第1実験ホール 第1実験ホール中性子ビームライン見学
中性子発生用水銀ターゲット・第1実験ホール中性子ビームライン・第2実験ホール中性子ビームラインなど見学。

ニュートリノ研究
ニュートリノ研究(地球も通りぬけてしまう謎のニュートリノ)
J-PARCから295㌔離れたスーパーカミオカンデと共同で、ニュートリノの謎に迫る。

ニュートリノモニター棟 ニュートリノ検出器 地下深くニュートリノ検出器がある
ニュートリノモニター棟。ニュートリノ検出器など今話題の世界を垣間見る。

村上村長 鈴木理事長
見学後、日本原子力研究開発機構 鈴木理事長、村上東海村長等と意見交換。

J-PARCの概要を伺う
最近のJーPARCでの成果として
①世界最高のリチウムイオン伝導率を示す超イオン伝導体の開発に貢献
②ニュートリノ物理におけるノーベル賞級の成果の兆候

今後、水素社会の実現を大きく推進し、難病に効く創薬の開発に貢献する等、中長期の日本の成長戦略に貢献する可能性を痛感。

国としての大きな支援が必要となる。

'11.10.27 (1) 平成24年度税制改正要望【宅建協会・看護協会】(東京都)

文教科学委員会 草川副代表
本日は、文教科学委員会の大臣所信に対する質疑が行われた。

公明党から草川副代表が登壇。経験に裏付けされた内容のある質問に感銘を受ける。

団体ヒアリング(宅建協会) 要望を伺う
夕方、各団体からヒアリングを実施。

全国宅地建物取引業協会連合会(伊藤会長)神垣政策推進委員長。

平成24年度税制改正要望
(税制関係)
1.住宅取得に係る消費税率の据え置き及び引上げにともなう住宅取得の配慮
2.適用期限を迎える各種税制特例措置の延長
①新住宅に係る固定資産税の減額措置の延長
②住宅土地・建物に係る不動産取得税の軽減措置の延長
③住宅土地に係る不動産取得税の特例措置の延長など。

3.良質な既存住宅ストック形成を通じた国民の住生活向上を図るための特例措置の創設

(政策関係)
1.良質な既存住宅の流通活性化の推進
2.農地法の改善
3.不動産任意売却円滑化を図るための法整備など。

公益社団法人 日本看護協会(坂本会長)
菊池専務理事・斉藤、福井常任理事等

【要望事項】
1.被災した看護職等の保健医療従事者、保健医療施設への支援
2.看護職の就業継続を可能にする労働環境改善のための人員体制強化(診療報酬上の評価)
3.特定看護師(仮称)の制度化・法制化の推進

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