'11.08.25 (3) 「福島警戒区域内における家畜の現状と対策」獣医師会等からヒアリング(東京都)

東京電力福島第一原子力発電所災害対策本部・動物愛護管理推進委員会合同会議 切実な現状と要望を伺う
夕方、東京電力福島第一原子力発電所災害対策本部・動物愛護管理推進委員会合同会議が行われ、「福島警戒区域内における家畜の現状と対策について」ヒアリング。

社団法人 日本獣医師会 山根会長より要望を伺う。(下記内容)

原発事故で半径20キロ圏内は警戒区域となり、立ち入り禁止。多数の家畜が放置されている。所有者の同意を得ての安楽死の方針が示されているが、現時点で安楽死牛は70頭のみ。多数の家畜が生存し、十分なエサや水も与えられず餓死を待つ事態。動物福祉・愛護の観点から生命の尊厳をないがしろにする行為。下記要望する。

「警戒区域からの家畜の移動等について」

①警戒区域外への家畜の移動
②警戒区域内での家畜の飼育
③安楽死処分の迅速化
④死亡畜の埋却

また農水・環境・経産省など関係省庁からも説明を受け、意見交換。

あまりに政府の対応の遅さにあきれる。対応を真剣に協議。要望実現に全力で取組みたい。

'11.03.03 (1) 動物愛護法の改正へ!加隈氏から改正の論点を伺う (東京都)

動物愛護管理推進委員会 講師の加隈さん
昨日の夕方 公明党の環境部会と動物愛護管理推進委員会合同会議を開催。

「動物愛護法改正に関して」政府の動物愛護部会・動物愛護管理のあり方検討小委員会委員で帝京科学大学講師の加隈良江氏(農学博士)から講演をお聞きする。

1.委員会での議論で、動物取扱業への適正化(規制強化)について動物福祉・販売日齢(週齢)の規制など下記の論点について。

①深夜販売②販売時間③移動販売④インターネット販売などの規制など。

2.幼齢動物発達に関する知見
・犬や猫の社会化期(目や耳が開き、外部の刺激にさらされ始める時期)における変化
・早期離乳による影響の研究例など。
の論点を説明。

まとめ1:動物取扱業の規制強化によるペット業界の影響
①業界のデメリット
 ・コスト増による経営効率・利益の低下
②業界へのメリット
 ・業界の印象改善、従事者は誇りをもたせる
 ・コストの増加分を上乗せによる利益確保→価格の適正化による経営効率の改善
 ・一部の悪徳業者は淘汰される→業界の印象改善

まとめ2:動物取引業の規制強化による一般市民の影響
①市民へのデメリット
 ・コスト増による価格上昇(購入以外の入手方法もあり、飼育の権利は奪 われない)
 ・動物を気軽に購入できなくなる

②市民へのメリット
 ・動物の購入や飼育への心構えを強化
  →動物愛護精神の涵養(法の目的に合致)
 ・より飼いやすい動物を飼うことができる
  →ペット飼育による利益増大→動物愛護精神の向上
 ・悪徳ブリーダー等による劣悪状態での多頭飼育問題減少
  (社会問題、公衆衛生、環境問題等の観点からも利益)

その他私見として専門家不足の問題点を指摘される。
・動物取扱業者は動物取扱責任者への研修期間、研修内容等課題が多い。

'11.02.01 (1) 動物愛護管理法の改正へ!団体ヒアリング (東京都)

環境部会・動物愛護管理推進委員会合同会議 各団体からヒアリング
午前中、環境部会・動物愛護管理推進委員会合同会議が開催されます。「動物愛護管理法の改正について」ヒアリング・意見交換。

動物愛護管理法の改正について、社団法人日本獣医師会・社団法人日本動物福祉協会2団体からヒアリング。

2006年施行から「5年後の見直し」が近づき、依然として動物福祉の概念に反した動物の生産、取引、飼育が横行している状況改善のために、共存する社会構築へ様々な要望を伺う。(下記具体的要請)

日本獣医師会 大森専務理事からは動物愛護管理法の制度見直しの項目。
1.動物の個別識別の措置と登録・管理のために国際標準化されているマイクロチップ(MC)導入
2.動物取扱業の規制(対面販売の原則を適用)
3.地方公共団体の保護。引き取りの譲渡の推進の体制整備など。

日本動物福祉協会 山口調査員
日本動物福祉協会 山下調査委員からは、

1.動物飼育の基本指針・5つの自由の明文化
2.動物虐待を具体的に定義づけること
3.劣悪な多頭飼育の禁止
4.動物取扱業の規制
5.実験動物・産業動物の福祉の確保など。

今後、伺った内容を精査し、動物愛護管理法改正めざし、推進していきたい。

'10.09.25 (1) 「世界遺産・宮島の鹿を助けて!」課題・要望を伺う(広島県廿日市市)

早朝、マリンライナー号で岡山駅・新幹線で広島へ。

宮島風景
世界遺産で有名な廿日市市・宮島へ向かう。

宮島鹿視察
数年前からの課題である鹿問題について地元砂田市議・細田市議と現地を視察。

竹中代表と砂田廿日市市議・谷口三原市議
「NPO法人宮島の鹿をいつくしむ会」竹中千秋代表などの案内で、鹿の現状を確認。

宮島鹿(1) 宮島鹿(2) 看板
人になついてよってくる鹿。大勢の観光客は鹿と共の写真をとっている。

キヨモリ君 お店にちかよる鹿
以前と比べて減った鹿。やせ細った姿も痛々しい。足のけがで短い足の「キヨモリ君」もいた。えさ禁止となっているため、ごみを食べている鹿もおり、竹中さんは素早く鹿の口からごみをとる。

「NPO法人宮島の鹿をいつくしむ会」の方々と
その後、会のメンバーの方々と課題・要望など伺う。

【課題】としてあげられた内容は、下記。

1.鹿の位置づけが行政側の宮島の鹿は野生動物の定義と違う。宮島の鹿は数百年にわたり、住民と暮らしており、野生動物ではなく、「野良鹿・里鹿」とよばれるもの。

2.餌やり禁止の半減策は、現在生きている鹿が餌不足で餓死する事を前提にした計画ではないか。宮島の発展に貢献した鹿の餓死は許されず、共生の道を探るべき。

3.保護管理のための対策が実施されていない段階では餌やり禁止を徹底すれば、衰弱したり餓死する鹿が続出する。

以上の課題などから

【具体的な要望】として、保護政策の推進を軸に

1.かつて芝があった所に施肥をして芝草地を充実させる事。
2.ゴミの投げ捨て防止の為の清掃の徹底とゴミ箱の設置。
3.衰弱個体を出さずに減らすために、角きり時に麻酔をするためのパイプカットの実施。
4.大元公園の芝修復とともに、「鹿のおやつ」の販売で観光客とのふれあいと同時に売上金が鹿保護の費用に充てられるようにする事。など要望された。

また行政との対立でなく、協調しながら前進できる対策を実施との会の皆様の思いを実現するためにも、地元市議とともに検討してまいりたい。

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